2008年09月16日
ビバーク訓練@ミズナラの巨木(後編)
前編はこちらです。
あいかわらず 9月14日(日)
ちなみに今回の私のザック(24L)は、ビバークという割りに、
無駄な物も入れているので、ムチムチギャルで、かつ、身ごもってます。
やる気満々です

昼食後、3時間も読書していてさすがに飽きる。
その間、単独者、観察目当ての3人組、何かのサークルなのか7~8人組が来訪。
思っていた以上に、人気のある場所なんですねぇ。
以下、無駄に長文なので気をつけるべし。
あいかわらず 9月14日(日)
ちなみに今回の私のザック(24L)は、ビバークという割りに、
無駄な物も入れているので、ムチムチギャルで、かつ、身ごもってます。



昼食後、3時間も読書していてさすがに飽きる。
その間、単独者、観察目当ての3人組、何かのサークルなのか7~8人組が来訪。
思っていた以上に、人気のある場所なんですねぇ。
以下、無駄に長文なので気をつけるべし。
暇をもてあますように、迷子にならないように(笑)、付近を散歩・・・・・
苔むす古木に感動したり、ギョウリンソウ?(ギンリョウソウ?)っぽいのを発見したり、ガマガエル君がいたり

そして、そろそろのお時間になったので、
「あぁ、もう一歩も動けないぞぅ!」と誰にともなく叫び、設営開始。
初めての設営で手間取るが、20分程度で我が城の完成!
意外に立派である。
おあつらえ向きにテーブルのような倒木まであり、暫し嬉しくて眺め続ける。(ウホホ)

ちなみに今回の寝床のレシピは・・・・これだぁぁ
・アライ シングルツェルト (ツェルト)
・MPI オールウェザーブランケット (シート)
・モンベル U.L.コンフォートシステムパッド 120cm (マット)
・モンベル ブリーズドライテック (シュラフカバー)
・・・・ビバークという割りに、贅沢過ぎます。
なおマットは除外していたのだが、当日朝、弱気になってザックに括り付けました。(ザック写真の赤い袋)
が、これが非常に快適。まるで自身が発熱しているように暖かかった。もち寝心地もグ~ッ。
で、雨もパラついてきたので、明るいうちに夕食。
「ワンバーナー簡単クッキング」に載っていた、「ツナ缶おにぎりチャーハン」とミニチキンラーメンです。

さっさと作って、パクパク食べちゃう。ちょっと足りないけど、、、夜もあるし。(イヒッ)
そして帳が落ち、やがて大人の時間です。
わざわざ持ってきたキャンドル点けて、暖めたオイルサーディンで1杯です。

普段、家で全く飲まないのだが、早く寝ちゃうために杯を傾けます。
う~ん、なんか大人の男の世界だなぁ。違う意味で自分に酔いしれます。
が、そのうち、暗い森の中で無防備に外にいることが怖くなり、逃げるように城に退避
ツェルトの中から、そっと風景を眺めてました(笑)
この夜は全く風が無く、ザワザワという音ではなく、パキッ!っと枝が折れる(落ちる?)音が時々響きます。
サルが鳴いているのは判りましたが、
1回だけ、「オエッ! オヨッ!」という奇声が響きました。 なんだぁ、どんな生き物なんだぁぁ
ヘッドライトで、動物の目の反射を探しますが、何もいません・・・
音に敏感になりながらも、いつのまにか寝ていました。
9月15日(月)
夜中1時半頃、雨の音でおき、朝も雨の音で起きます。
「雨の中、どうやって朝食、撤収準備すっかなぁ」と外を見てみると・・・・

白い神秘的な世界が広がってました。また、地面もあまり濡れていません。恐るべし、森の威力。
防水加工されたツェルトの泣き所の「結露」を確認しますが、ほとんど無し。なんで?
外は寒く感じるので室温との差は結構あると思うんだけどなぁ。
森の加護を受けられるうちに、さっさと朝食。

見た目は悪いけど、この「モチ入り かに雑炊」はうまかった! カニ缶は安物だけど。
で、さらにソーセージとコーヒーで、モヤの森林を十分堪能してから撤収開始。
素直に「・・・ありがとう」と声に出し、森の精霊たちに別れを告げる。
さて、今日は一般登山道でさっさと下山するだけです。
森林が好きな人は、木漏れ日の風景も好きですが、モヤがかかった風景も大好きなはず。
・・・自分がそうだから(笑)
ご機嫌な道を、ムフムフいいながら降りてきます。

安全な登山道を降りてく途中、道が分岐する。
谷沿いに降りるのが方向的には正解ですが、思うとこがあり、山を上り返す別の道を行きます。
少々九十九道を上がっていくと、やはり人形山のほうに道が戻っています。
「これが、破線の道か!イメージと違って、ちゃんとした道だぞ!
って事は、俺が昨日昇ったルートは・・・・どこ登ってたんだ?」
昨日のルートが全然間違えていたことを、ここでやっと認識できました。
確認できたので、分岐に戻り、その後もハイキングコースのような安全な道で、8時ごろ駐車場に到着。
寄り道したのに、1時間かかっていません。 う~ん、昨日の苦労は一体なんだったんだ。
けぶるスタート地点。 スタート時とは雰囲気全然違うっしょ。

次回幕営するときは、今回と違って、夕日・朝日の綺麗な所にするかなぁ~
などと、もう次回のことを考えながら車中の人となりましたとさ。
苔むす古木に感動したり、ギョウリンソウ?(ギンリョウソウ?)っぽいのを発見したり、ガマガエル君がいたり



そして、そろそろのお時間になったので、
「あぁ、もう一歩も動けないぞぅ!」と誰にともなく叫び、設営開始。
初めての設営で手間取るが、20分程度で我が城の完成!

おあつらえ向きにテーブルのような倒木まであり、暫し嬉しくて眺め続ける。(ウホホ)

ちなみに今回の寝床のレシピは・・・・これだぁぁ
・アライ シングルツェルト (ツェルト)
・MPI オールウェザーブランケット (シート)
・モンベル U.L.コンフォートシステムパッド 120cm (マット)
・モンベル ブリーズドライテック (シュラフカバー)
・・・・ビバークという割りに、贅沢過ぎます。
なおマットは除外していたのだが、当日朝、弱気になってザックに括り付けました。(ザック写真の赤い袋)
が、これが非常に快適。まるで自身が発熱しているように暖かかった。もち寝心地もグ~ッ。

で、雨もパラついてきたので、明るいうちに夕食。
「ワンバーナー簡単クッキング」に載っていた、「ツナ缶おにぎりチャーハン」とミニチキンラーメンです。


さっさと作って、パクパク食べちゃう。ちょっと足りないけど、、、夜もあるし。(イヒッ)
そして帳が落ち、やがて大人の時間です。
わざわざ持ってきたキャンドル点けて、暖めたオイルサーディンで1杯です。

普段、家で全く飲まないのだが、早く寝ちゃうために杯を傾けます。
う~ん、なんか大人の男の世界だなぁ。違う意味で自分に酔いしれます。
が、そのうち、暗い森の中で無防備に外にいることが怖くなり、逃げるように城に退避

ツェルトの中から、そっと風景を眺めてました(笑)
この夜は全く風が無く、ザワザワという音ではなく、パキッ!っと枝が折れる(落ちる?)音が時々響きます。
サルが鳴いているのは判りましたが、
1回だけ、「オエッ! オヨッ!」という奇声が響きました。 なんだぁ、どんな生き物なんだぁぁ

ヘッドライトで、動物の目の反射を探しますが、何もいません・・・
音に敏感になりながらも、いつのまにか寝ていました。
9月15日(月)
夜中1時半頃、雨の音でおき、朝も雨の音で起きます。
「雨の中、どうやって朝食、撤収準備すっかなぁ」と外を見てみると・・・・

白い神秘的な世界が広がってました。また、地面もあまり濡れていません。恐るべし、森の威力。
防水加工されたツェルトの泣き所の「結露」を確認しますが、ほとんど無し。なんで?
外は寒く感じるので室温との差は結構あると思うんだけどなぁ。
森の加護を受けられるうちに、さっさと朝食。


見た目は悪いけど、この「モチ入り かに雑炊」はうまかった! カニ缶は安物だけど。
で、さらにソーセージとコーヒーで、モヤの森林を十分堪能してから撤収開始。
素直に「・・・ありがとう」と声に出し、森の精霊たちに別れを告げる。
さて、今日は一般登山道でさっさと下山するだけです。
森林が好きな人は、木漏れ日の風景も好きですが、モヤがかかった風景も大好きなはず。
・・・自分がそうだから(笑)
ご機嫌な道を、ムフムフいいながら降りてきます。

安全な登山道を降りてく途中、道が分岐する。
谷沿いに降りるのが方向的には正解ですが、思うとこがあり、山を上り返す別の道を行きます。
少々九十九道を上がっていくと、やはり人形山のほうに道が戻っています。
「これが、破線の道か!イメージと違って、ちゃんとした道だぞ!
って事は、俺が昨日昇ったルートは・・・・どこ登ってたんだ?」
昨日のルートが全然間違えていたことを、ここでやっと認識できました。
確認できたので、分岐に戻り、その後もハイキングコースのような安全な道で、8時ごろ駐車場に到着。
寄り道したのに、1時間かかっていません。 う~ん、昨日の苦労は一体なんだったんだ。
けぶるスタート地点。 スタート時とは雰囲気全然違うっしょ。

次回幕営するときは、今回と違って、夕日・朝日の綺麗な所にするかなぁ~
などと、もう次回のことを考えながら車中の人となりましたとさ。
Posted by らんど at 02:04│Comments(4)
│山歩き(泊まり)
この記事へのコメント
よろよろ純度には私もかなり自信ありますです。
霧に煙る巨木とともに目覚める朝、まさに私のイメージするビバーク訓練です。
奥多摩はまだ行ったことがないのですがちょっと泊まりに行きたくなりました。
霧に煙る巨木とともに目覚める朝、まさに私のイメージするビバーク訓練です。
奥多摩はまだ行ったことがないのですがちょっと泊まりに行きたくなりました。
Posted by kimatsu at 2008年09月16日 07:32
kimatsuさん、こんばんは!
文字にすると、うそ臭いですが、本当に森のご加護に感謝した1泊でした(^^)
つい「ぜひ」と言いたいところですが、あれですので・・・・
帰れなくなったらビバークしてくだされ(苦笑)
文字にすると、うそ臭いですが、本当に森のご加護に感謝した1泊でした(^^)
つい「ぜひ」と言いたいところですが、あれですので・・・・
帰れなくなったらビバークしてくだされ(苦笑)
Posted by らんど
at 2008年09月16日 22:14

ギンリョウソウもしくはユウレイソウですね。
今回期待していた『よろよろ感』があまりなく、
優越感にひたれないじゃないですか(笑)
霧に煙った風景ステキです。
今回期待していた『よろよろ感』があまりなく、
優越感にひたれないじゃないですか(笑)
霧に煙った風景ステキです。
Posted by まっき-
at 2008年09月16日 23:36

まっきーさん、こんばんは!
あり、ギョウリンソウと銀竜草(透明っぽい)って違うと思ってたけど、呼称違いなだけ?
前編に書いたように、今回は「よろよろ」どころか、「死にそー」でしたよ。
きっと尾根に上がりきった時の私は、「獣」の表情だったと思いまふ。
次回は「よろよろ」に留めたいです(^^;
あり、ギョウリンソウと銀竜草(透明っぽい)って違うと思ってたけど、呼称違いなだけ?
前編に書いたように、今回は「よろよろ」どころか、「死にそー」でしたよ。
きっと尾根に上がりきった時の私は、「獣」の表情だったと思いまふ。
次回は「よろよろ」に留めたいです(^^;
Posted by らんど
at 2008年09月17日 00:00

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